今年の連休はいかがでしたでしょうか?

連休で普段よりもゆっくりしているのに

「熟睡したのに目覚めると疲れを感じる」

「休んだのに体がだるい」

といった症状を訴える人が目立ちました。

 

休んでも疲れが取れないのはナゼ?

原因の一つに筋肉や関節のこわばり、痛み。

体力の低下も考えられます。

最大の原因は

体を動かす機会が減ったこと

があげられます。

ハードな運動をして痛める人よりも

パソコン作業、スマホの使用による

長時間の同じ姿勢が多い人ほど、

症状は深刻になっています。

 

同じ姿勢が続くと筋膜は硬く縮む

たとえば長時間、パソコン作業をすると

画面を見続けて首が前に出ます。

結果、猫背になります。

首の後ろ、肩の筋肉と筋膜は

重い頭が下に落ちないように

何時間も頑張って

頭を引っ張り続けます。

こうして使い続けた首と肩は

緊張、収縮して硬くなります。

 

使い続ける、酷使した結果・・・

 

この状態が長く続くと

首の位置を固定しようと

筋肉を包む筋膜が

伸びないように硬くなります。

これが突っ張るような痛みを誘発します。

 

脳は動きを忘れる

筋肉の萎縮は、

筋肉を怠けさせ過ぎたために、

筋肉を包む筋膜が硬くなった状態です。

動かさない部位があると

脳はそこを動かすことを忘れ

やがて使われなくなります。

 

イスの背もたれに体を預け続けると

腹筋も背筋もほとんど使いません。

背すじを正さない生活は猫背になり

それがクセになります。

腹筋や背筋は使わないことで弱くなり

筋膜は伸縮性を失います。

 

伸縮性を失った筋膜は

こぶのような組織になり

血管を押しつぶして血流を悪化させます。

結果、筋肉に老廃物が溜り

痛みや疲労が生じやすくなります。

 

 

血流を悪化させる筋膜の縮みは

痛み、疲労の原因になります。

筋膜を正常な状態に近づけることで

痛みの解放、予防になります。